シスターコンプレックス

彼の家は女性ばかりの家庭でした。
お父さんは小さな頃になくなってしまいましたし、兄弟は皆お姉さんばかりでした。
彼だけが家族の中で男だったため、女系家族の中で生活をしていたわけです。

またお姉さん達は彼の目の前で化粧をしたりお風呂に入ったり、着替えをしたりするということが当たり前だったため、
ブラジャーをしたり化粧をしたりするのが当たり前なのだと思いながら生活をしていたのだそうです。

彼が高校生の頃にお姉さんが一人結婚をしたことをきっかけに、次々に他の2人のお姉さんも結婚をして家を出ることになりました。
彼のお姉さんは皆美人で、クラスメートからも評判だったなほどでした。
なので、結婚も早い段階からしていたのです。

彼は長男ですので、家の跡を継ぐことになるわけですが、彼は女性と結婚をするつもりなんて毛頭もありませんでした。
彼のお姉さん達が完璧すぎて、付き合っても彼女に満足をすることが出来なかったのです。
彼が社会人になって暫くして、お母さんがなくなってしまい、彼は実家で独り暮らしをすることになったのです。

彼はあまりにも美人で女性らしい人たちとずっと生活をしていたため、女性に求めることがとても高かったのです。
なので、彼女ができてもすぐに別れてしまいますし、紹介を受けても自分が求めるような女性ではないということが殆どだったのです。

なので出会い系サイトに女性として登録をして、女性同士で仲良くなって、お姉さん達のような女性を見つけようと考えるようになったのです。
女性同士であれば女性も本心で語ってくれるでしょうから、ネカマが丁度良いとおもったのです。

彼はネカマとして色々な女性とメールをしてきましたが、未だにお姉さん達以上の女性を見つけられていないようです。
ある意味シスターコンプレックスなのかもしれません。